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ド・バンジュ 90mm野砲 : ウィキペディア日本語版 | ド・バンジュ90mm砲
ド・バンジュ90mm砲(仏語:canon de Bange de 90 mm ou modèle 1877、英語:De Bange 90 mm cannon)はシャルル・ラゴン・ド・バンジュが1877年に設計し、同年に採用されたフランス陸軍の野砲。1870年型レフィエ85mm砲(Reffye 85mm cannon)及び1875年型ライトール95mm砲(Lahitolle 95 mm cannon)を置き換えた。 ==特徴==
ド・バンジュ90mm砲は後装式であり、ド・バンジュが開発したキノコ型の遊頭を利用した拡張式緊塞具を使用し、発射の際に効果的に尾栓を閉鎖できた〔''Field Artillery and Firepower'' by Jonathan B. A. Bailey, p.208 〕。駐退機は無かったため、発砲する度に砲車の後座が発生し、その都度に再照準を行う必要があったため、発射速度は早くなかった。この問題は1897年に駐退機を装備したM1897 75mm野砲が開発されるまでは、全ての大砲に共通した問題であった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ド・バンジュ90mm砲」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 De Bange 90 mm cannon 」があります。
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